ツギバネはHOPECの登録商標です。また同時に特許登録されています
 
※ご注文をご希望の方は、 よりお問い合わせいただくか、お電話及び注文書印刷のページから注文書をコピーし、当社までFAXして下さい。
規格表はこちら
 
ツギバネは先竿と元竿を振り出し方式によって2本の継竿にした事が一番大きな特徴です。
ツギバネはカツオやビン長マグロを対象とした、プロ漁業者の専用釣竿です。
従来の一本竿に比べて、利便性と経済性、更に多くの機能性を持ち、まさに21世紀にふさわしい
プロのカツオ竿です。
商品名:
元竿と先竿は全て互換性がありますので、どの竿を使っても簡単にジョイントできます。
 
●脱着方法(振り出し方式を採用)についての説明
■接続する場合は、先竿を元竿の方から入れてしっかりと密着するまで、先竿を引き出して下さい。
■また取り外すときは、竿を立てて元竿の底部を床面等に叩くと、先竿が脱れます。
■装着の際は竿が勢いよく飛び出すことがありますので、十分周囲の安全をお確かめの上ご使用
 下さい。
■接合部は同じテーパーが付いているので竿のガタツキが無く、先竿が元竿から脱れて抜け出す
 心配もありません。
 
●竿の長さについての説明
1)先竿の長さは2タイプあります。1.97mと1.77mです。
長い先竿(1.97m)をT、短い先竿(1.77m)をTSという記号で表します。
Tという記号は先竿をTOPと言うからです。TOP竿の短い方がSHORTなのでTSという記号になります。
 
※Tタイプの強さの種類はT-1〜T-8まで8種類
※TSタイプの強さの種類もTS-1〜TS-8まで8種類あります。
 
2)元竿の長さは8種類あります。0.64m〜2.44mまでです。
元竿のことをBattとかBottomと云いますので記号をBで表記します。
8種類の長さの記号は下表の通りです。
番号 記号 長さ 番号 記号 長さ
1 B-25 0.64M 5 B-35 1.64M
2 B-28 0.94M 6 B-37 1.84M
3 B-31 1.24M 7 B-40 2.14M
4 B-33 1.44M 8 B-43 2.44M
※実際の元竿にはこの2ケタの数字の後ろに竿の強さを表す数字(1〜8)のいずれかが記入されています。
 
3)全長(先竿+元竿)は16種類あります。
■その内訳は A タイプ(先竿Tと元竿Bとの組合せ)による8種類
■その内訳は B タイプ(先竿TSと元竿Bとの組合せ)による8種類です。
■まずAタイプが先に完成して市場に出ました。2年後に新しい要望により生まれたのがBタイプです。
 したがって、当社ではAタイプが標準タイプとなります。
全長は下表の通りです。全長の表示はAタイプが基準となっています。
〈注〉BタイプはAタイプより全長で20cm短くなります。
Aタイプによる組合せ 全長=(先竿T+元竿B) Bタイプによる組合せ 全長=(先竿TS+元竿B)


1 2.5M=先竿長1.97M+元竿長0.64M(B-25)

1 2.3M=先竿長1.77M+元竿長0.64M(B-25)
2 2.8M=先竿長1.97M+元竿長0.94M(B-28) 2 2.6M=先竿長1.77M+元竿長0.94M(B-28)
3 3.1M=先竿長1.97M+元竿長1.24M(B-31) 3 2.9M=先竿長1.77M+元竿長1.24M(B-31)
4 3.3M=先竿長1.97M+元竿長1.44M(B-33) 4 3.1M=先竿長1.77M+元竿長1.44M(B-33)
5 3.5M=先竿長1.97M+元竿長1.64M(B-35) 5 3.3M=先竿長1.77M+元竿長1.64M(B-35)
6 3.7M=先竿長1.97M+元竿長1.84M(B-37) 6 3.5M=先竿長1.77M+元竿長1.84M(B-37)
7 4.0M=先竿長1.97M+元竿長2.14M(B-40) 7 3.8M=先竿長1.77M+元竿長2.14M(B-40)
8 4.3M=先竿長1.97M+元竿長2.44M(B-43) 8 4.1M=先竿長1.77M+元竿長2.44M(B-43)
 ※但し接合部の長さ=0.11m
元部の外径はこちら
 
●竿の強さについての説明
■強度ランクは通常品で1〜8まで8段階で表示します。
1)先竿の強度
品番と強度 釣揚重量 対   象
T-1 又は TS-1 0.5〜1kg サバ、メジカ、カツオ極小
T-2 又は TS-2 0.5〜2kg メジカ、カツオ極小〜小
T-3 又は TS-3 1〜4kg カツオ小〜中
T-4 又は TS-4 2〜5kg カツオ中前後
T-5 又は TS-5 3〜6kg カツオ中〜大
T-6 又は TS-6 4〜8kg カツオ大〜特大、ビン長小〜中
T-7 又は TS-7 5〜10kg カツオ特大、ビン長中前後
T-8 又は TS-8 6〜12kg ビン長中〜中大
 
2)元竿の強度
品番と強度 釣揚重量 対   象
B- 長さ記号 1 0.5〜1kg サバ、メジカ、カツオ極小
B- 長さ記号 2 0.5〜2kg メジカ、カツオ極小〜小
B- 長さ記号 3 1〜4kg カツオ小〜中
B- 長さ記号 4 2〜5kg カツオ中前後
B- 長さ記号 5 3〜6kg カツオ中〜大
B- 長さ記号 6 4〜8kg カツオ大〜特大、ビン長小〜中
B- 長さ記号 7 5〜10kg カツオ特大、ビン長中前後
B- 長さ記号 8 6〜12kg ビン長中〜中大
   内に元竿の長さ記号を入れます。
〈例〉B− 35  2
 
強度  0.5〜2kgを釣るための竿の最適強度です。
長さ  振り出し全長3.5mになる時の元竿の長さ記号
元竿  記号
 
●竿の互換性についての説明
■竿の互換性は接合部の寸法を一定にする事によって生まれます。
■元竿の先端部の内径とそのテーパー率。先竿(T及びTS)の底部の外径とそのテーパー率を一定寸
 法に合わせておけば、元竿の長さと強さに関係なく組合せが可能となります。
 同様に、先竿の強度とも関係なく組合せが可能となるので、全ての竿同士の互換性が生まれます。
 
先竿の a点の外径→ a b-a
L
×100=先竿のテーパー率 これが
常に
一定
です。
b点の外径→ b
元竿の a点の内径→ a b-a
L
×100=元竿のテーパー率
b点の内径→ b
 
●以上の事から
先竿と元竿を組み合わせると、@全長の決定と同時にA強度が決定します。
従来のように、一本竿の場合は竿一本ごとにそれぞれの特徴があった訳ですが、ツギバネの場合は
元・先別々の特徴を持った竿を組合せますので、従来では考えられないような竿が生まれます。
自分に合った竿を自分でつくる。そんなことも可能です。
■組合せ例 元竿 先竿 コ メ ン ト
B-355 T-5 ごく普通の組合せ。3〜6kg用通常のスーパー等に匹敵。
B-358 T-2 極端な先調子の竿。先が柔らかすぎる。理論的には1〜8kg釣可。
B-351 T-3 かなり胴曲がりの竿。先が硬い。理論的には1〜2kg専用、オモテ向き。
B-356 T-4 少し先調子だが面白い組合せ。理論的には2〜8kgまで広範囲に使用可。
 
●その他に
1)元 竿
@竿表面の仕上がりが従来通り    → ノーマルタイプ
A竿表面の仕上がりがスベリ防止   → ノンスリップタイプ(NS) の2種類があります
 
元竿の品番表示
(例) 品番
ノーマルタイプ B-352
ノンスリップタイプ B-352NS
※ノンスリップタイプをご注文の際は、元竿品番の後に
 必ずNSを表記して下さい。
商品には【写真5】の様に、数字の下に小文字でNSが付いています。
※元竿の全品番にノンスリップタイプがあります。
※この商品は受注生産ですので、ノンスリップ加工費が
 別途必要です。
  
規格表はこちら